こりゃ大変。
ふとした瞬間死ぬまで続くループ生活。
発端は悪気があろうとなかろうとな殺人行為。
んで謎の爆発音とともに脱出不可能。
うう(笑)。
なんやねん。
なんか意味不明なんだけど味がある映画なんですよ。
ビルの裏階段と田舎の道路の2つが逃げられないループ生活の舞台。
これね。
はっきりと明確なオチがない映画なんですよ。
観る人に委ねる系。
もしくは理解力高めな分かるやつだけ分かればいい系。
もちろん俺はわからん。
監督の老いに対する恐怖ははっきりと表現できてる。
人生の本分は死ぬ直前に分かる、という諦めの境地。
ひとの一生、人生はしょせんうず高く積まれたペットボトルの山。
本分を悟った時、名前を忘れてはならん(なんやねん笑)。
あー意味わからんが、気持ちいい。
なんかムカつくんで理解してやりたい。
色々考察はあるがはっきりと明確な答えは何一つない。
たぶん、殺人で終身刑喰らった囚人の頭の中。
囚人の妄想を映画化したかったんじゃないか?
犠牲者に対する贖罪、後悔、牢屋という外界と隔絶された世界。
終わらない日常。
老いていまだ収まらないリビドーの高まり。
狭い牢屋から神を感じてしまった囚人の白昼夢?
色々考える余白たっぷりなフレッシュメキシコムービー。