強烈なサプライズホラーだった「ダークレイン」に魅せられて。
イザーク・エスバン監督の過去作を見てみた。
こっちもジャケットは全く関係なし。インパクトあるけど残念ながらそんな人出て来ません。
その代わり、オープニングからエスカレーターの上に横たわるウェディングドレスの老婆登場。
この方がショッキングかも。
一言、考察が難しいけどやっぱり面白かった。
よくできてると思う。
序盤は同じ流れが繰り返えされちょっと退屈しそうだったものの、どんどん気になる展開に。
これ、1度ではサッと理解出来ないと思う。
運命のループには決まり事がある、というのは何となくわかったものの、よく考えたい場合はメモを取らないと💦
35年ループ、ホントに奥が深いよ〜。
「ダークレイン」ほどの衝撃や笑えるシーンは無いものの、内容的にはもっと不条理で練られていると思う。
ハムスターが登場するけど、結局人間の世界も回し車の中で黙々と生き続けるハムスターと同じなのかも。
いや、ハムそのものが気になるんですけど。
若者と老人の力関係、発するエネルギー消費の行方なんかについても考えさせられたなぁ。
ただ、命の軽さがちょっと引っ掛かる。
まぁ映画ですからね。
一筋縄ではいかないエスバン監督には今後も期待大です。