シューマンの交響曲が流れる中ひたすらエスカレーターが動く。
突然花嫁衣装の老婆がエスカレーターに横たわっている。意味不明な兄弟と自称刑事のエピソード。
無限ループする階段。彩度を落としたカラーとモノクロの中間のような画像。一転してこれまた意味のわからない家族のエピソード。
新しい父親になろうとする男の奮闘。ヒステリックな母親。
車で向かう道中。
無限ループする道路。
映画自体も無限ループするのかと思わせておいて突然35年後のシーン。
ガソリンも水も食料もなくならない無限ループの世界。
そして意味のわからない解決策。
人生とは夢のようなもので現実は誰かが作ったホログラムと言うことなのか。
ヒステリックならおばさんや醜い老人が出てきて気持ちが悪くなる。
そんな醜いものなんだよと言いたいのか。