【脚本が秀逸】
座頭市シリーズの第12作。
この第12作は、脚本がよく練れています。
まず、座頭市が船旅をするときに知り合った剣豪(成田三樹夫)。将棋も強い。市と将棋をさすシーンがあり、これが…
1962年に第1作がヒットしその年に2本、63年に3本、64年は最多の4本、そして今作の65年は3本と座頭市シリーズのうちでも一番過密な量産体制の時ので、やはり脚本などに粗が目立つ作品。
当時の制…
勝新太郎は雰囲気もいいし演技も素晴らしい、杖握りでの殺陣もアイデアいっぱいで斬新で良い。伏線効いてるストーリーもいい。丁半博打の引っかけはどこかで見たけどもこれがオリジナルなのか。脇の役者も皆良かっ…
>>続きを読む壺から飛び出た賽の目と中身が被りもする。夜の河原に雨の参道。将棋好きの浪人。夫や父の仇。男装のお嬢さん。瞼に焼き付いた恋。三味線と子守唄。読み描いた終局。瞬く間に刃を抜き鞘に収める。どこまでも悲壮な…
>>続きを読むシリーズ第12作。
座頭市と腕の立つ浪人との対決が描かれた作品。
対決だけではなく、旅の道中で知り合った若い女性とのロマンスや、父親を何者かに殺された者の仇討ちなんかも絡んできます。
結構入り組ん…
原点回帰のつもりだろうが、とっ散らかって少々薄味。カッコいいモンタージュがあった気がする、一日にシリーズ三作観たらこんがらがってきた。二人、頭の中で将棋をしながら、気配を伺い、市の「勝った!」と同時…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
まさかのドロップキック!笑
そして成田三樹夫!ただのいち!
今まで好敵手は登場してきたけど、市と行動を共にするのは珍しくて良かった。
あとおとよが漬物を箸で取ってあげようとして自分の手で取る市。
さ…