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函館珈琲のkurageのレビュー・感想・評価

函館珈琲(2016年製作の映画)
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函館にある洋館、翡翠館に入居するフリーランスの店子たちの青春群像劇。小説家、桧山英二が入居予定だった先輩の家具職人、藪下の代わりに入居し、古本屋を始める。彼が丁寧に淹れるコーヒーとともに、入居者たちとの交流が生まれ、それぞれの葛藤が交差していく。

主人公が書けない小説家という設定から、心の中を覗きこんでいくような、そんな人物描写を期待せずにはいられなかったが、それはこちらの勝手な思い込みだった。
函館の名物的なものが随所に登場するので、それはそれで眺めていて楽しい。
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