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函館珈琲のshikihanのレビュー・感想・評価

函館珈琲(2016年製作の映画)
2.6
魂のロードムービーみたいな感じで、良かったです。
ただ、ほのめかしが多くて、肝心のいきなり喫茶店は、なぜ?いつ?どうして?と、夏樹陽子はどうしてそうなるの?と、ほのめかしをばら撒いた割には放置だし、肝心のポイントもほのめかしの中に埋もれてしまって、唐突に感じました。
ちょっと残念。
函館は大好きな街。その函館のいい空気が生かされた描き方で、良かったのに、欲を言えばもうちょい部屋ばかりじゃなく外とも接触して欲しかったです。

私はピンホール写真家です。
(針穴写真家と言ってますが)
なので、ピンホール写真については、突っ込みどころ満載でした。
でも、ピンホール写真の良いところを上手く使っていたので、突っ込みどころは書きません。
良かったのは「一瞬を切り取るんじゃないんですね」「時間を共有するんです」という会話。まさに、本質です。
ピンホール写真に興味持たれた方、「はりあなのこころ」で検索してくださいませ。
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