カツ味噌

函館珈琲のカツ味噌のレビュー・感想・評価

函館珈琲(2016年製作の映画)
2.3
特に何も起こらない穏やかな日常、20代後半からの青春、という感じ。

函館を舞台にした作品だと佐藤泰志作品の印象が強いので、なんともマイルドに感じる。悪く言えば、刺激はほぼ無い。

小説家志望、ガラス工芸職人、テディベア職人、写真家…と、なんだか出来過ぎな設定な登場人物もむず痒いが、街並みや風景を邪念なく楽しめる。そういう意味ではこれくらいの薄さでもいいのかも。

最後にあがた森魚が歌って終わる、なんだか取ってつけたみたいだけど、あまり嫌な感じはしなかった。

函館をぼーっと眺めたい人にオススメ。
カツ味噌

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