オム・ジョンファはRefund Sistersで初めてちゃんと見て、注目。
演技はちゃんと見たことがなかったので、アマプラで簡単に見られるこの作品を選んでみた。
鑑賞済みの知人はこの映画に否定的だったが、そうか〜そういうことだったのかと、自分も見てみてその意見に納得した。
結局主人公は自分の才能と努力で切り拓いたキャリアとシングルライフを否定している。
貧乏で平凡でも愛ある専業主婦のほうが幸せという価値観はわからないではないが、その家族への献身が多くの女性を縛ってきた事実はあるわけで。
江南駅殺人事件は2016年。この事件が起こる前は韓国もこういう映画がヒットするような雰囲気だったのがわかったのは勉強になった。
ここから『はちどり』『キム・ジヨン』『ガールコップス』に進んでいく。
そもそも「泣かせる」系の映画は大の苦手なうえ、なかでも韓国映画のそのジャンルのひねりのなさが自分と全然合わないので、噛み合うことがほとんどない映画鑑賞になってしまった。
しかし初めて演技を見るオム・ジョンファは声がいい。さすが歌手。堂々たる演技だった。