日本文化をこれでもかとリスペクトしたストップモーションアニメ。
日本的で壮麗な画作りがあまりにも全力。
もはや言いがかりだが、特殊効果との併用もありクオリティがCGと遜色なく感じてしまった。
本作は劇場+吹き替えで、画面に全集中して観た方がパペット然としたストップモーションの良さを堪能できるんだろうな。
猿の皮膚の透明感、毛並みの質感は配信で見ても好みだった。
お話は設定や世界観へのツッコミどころ、急な軽いノリなど含めてかなりオーソドックス。
副題である二本の弦の意味するところも納得できるものだったが、残念ながら印象には残りにくいと感じた。
