ゆきよ

KUBO/クボ 二本の弦の秘密のゆきよのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
4.0
日本ラブ感がすっごい。宗教・死生観のごった煮。
折り紙いいな〜画面に映えるな〜。
三味線の音色を武器にするのもかっこいい!

クボもクボママも顔が怖くて最後まで慣れなかったよー。。。
向こうの人から見たら日本人の顔はそんな感じなのか!?
エンディングの、アメリカナイズされた絵柄すごく良かった。あのエンディングは流れるみたいにアイテムが繋がっていくから楽しい!

クワガタ、ゴキブリの特徴(ピンチになったら自分が飛べることを知る)も備えてて、途中までゴキブリだと思ってた。
元サムライだって言ってたしサムライっぽい触手のゴキブリなのかな?って。違った。

カブトを探し始めてからは御都合展開がパッパッパッでうーん。
カタナを手に入れる前後が個人的にはピークで、特にサルとクワガタがケンカしてる間にクボが船を作って休廷させるシーン。私事ではございますが不仲な両親の下で育った身でありまして、私も、私が頑張って勉強して良い子でいたら2人はケンカをやめてくれるでしょ?ってずっと頑張ってたこと思い出してボロ泣き。

吹き替え版だったからか、説教くさいセリフが多いようでウケた。サル、特に説教くさかった。
「あめつちの神秘は知っていたけれど、〜」は何かのサンプリングかしら。
クワガタの、サルに向けた「物語は終わらないんだよ」的なメッセージ、優しくてよかった。舞城の『好き好き大好き超愛してる。』じゃん!ヒュウ!
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