日本初の特撮スーパーヒーロー映画「鋼鉄の巨人」の続編。　
新東宝社長の大蔵貢が製作、宇津井健が主演、中山昭二、瀬戸麗子らが共演。　

地球の原水爆実験により星世界にもその放射能の影響が及んで沢山の病人が出たため、エメラルド彗星からスパージャイアンツ（宇津井健）が原水爆実験を止めさせるために地球に派遣される。スパージャイアンツは世界征服を企むアトムAB団と、核爆弾の材料であるX14ウラニウムの争奪戦を繰り広げるが、警官（中山昭二）の妹の女子高生（瀬戸麗子）を人質に捕られてしまう…

「鋼鉄の巨人」の続編で、作品背景や前作の説明は一切ないので前作とセットで観る作品。
スーパージャイアンツは普段はスーツ姿で、活動時には顔以外は全身タイツで覆われたモッコリ姿で大活躍。ピストルやマシンガンの銃弾、爆弾の爆発にも耐える強靭な肉体で自由に空を飛び回る彼の奮闘にワクワクです。
核爆弾を製造している秘密基地も興味深い。もしかしたら大がかりな秘密基地は本シリーズが世界初かも？
戦後復興期の横浜の街並みも楽しめます。
果たしてどのように人質を救出してアトムAB団の陰謀を打ち砕くのか注目です！

• #アトムAB団
• #殺人光線銃
• #横浜
• #観音岬
• #秘密工場
• #潜水艇

怖いくらいにまったくTLをにぎわせていないシリーズだけど(-_-;)…コワすぎとは違いすぎですわ…

なんか背中を押されて？続編に！！
いや別にそこまで押されてもいないか…

しかし…立ち居振る舞いすべてに丁寧な宇宙人だな！！スーパージャイアンツさん！

悪役の方にも
「どうかしましたか？」
「ダイジョウブですか？」

そして自分のことを「ワタクシ」と言う
おまっ…会社員か！！

1作目は勢いで気にならなかったけど続編は宇津井健さんの丁寧な言い回しがやけに耳に残る…

前作のラストで囚われの身となった池内淳子シスターと子どもたちはこの作品でも何度か捕まってるのにどこをどうしたのかわからないけど最後には無事解放されてた！

スーパージャイアンツがたすけるのは前作で捕まったもののあまり出番のなかったれいこさん！！

ワルモノに部屋に閉じ込められ時限爆弾を仕掛けられ…

「ワタクシのカラダが爆弾に耐えられるか試したことはありません…しかしもう時間がないのです」
と言いながら身を挺してれいこさんを守る
漢だねぇ〜！！

え？
爆弾すらはねのけてしまうスーパージャイアンツはやっぱ無敵やん！！

これ石井輝男監督なんだ！！
初期の作品ではエログロ一切なしのこんなストレートな勧善懲悪作品を撮ってたなんて…
どうして変態監督になった？

いや…宇津井健さんのモッコリに片鱗…
妙にさわやか…じゃない宇津井健さんの笑顔と合わせてスーパージャイアンツの代名詞！

てか面白いわ！！これ…

エメラルド彗星から飛来した無敵のヒーローが、世界征服を企むアトムAB団に肉薄していく。前作「鋼鉄の巨人」から物語が継続している、新東宝のアクション映画。

前作から1ヶ月後に公開された、後編となる作品。かつて関根勤が「映画館に観に行ったら、物語の途中で終わって、"つづく"ってなったから驚いたよ」と述懐していた通り、50～60年代の子供向け映画は、前後編に分けて公開する形式が取られていた。

本作では、ウラニウムを隠し持つ使節団と暗躍する秘密組織が裏で繋がっており、世界征服を企んでいることが判明。勇猛果敢なスーパージャイアンツ（a.k.a モッコリ宇津井健）が、少年ギャングと手を組んで、組織の工場に乗り込んでいく。

アナログ特撮を駆使した飛行シーンと生身で挑んでいる格闘シーン（やられ役の動きも面白い）に珍妙な中毒性があり、ヒジョーにゲベロッチョな映像体験を得ることができる。石井輝男監督の堅実な仕事ぶりにも注目すべし。