「未体験ゾーンの映画たち2016」出品作品。
世にも恐ろしいフランス映画だった。
過去に過ちを犯した若者がタクシーの踏み倒しをきっかけに奇妙な体験に遭遇する物語。
最初、健全でいい人そうな若者が主人公かと思えばドラッグと酒を好む悪そうな若者が逆に主人公とは・・・これは一本取られたと思いました。
シチュエーションとしては本家世にも奇妙な物語の「走る取的」を彷彿とさせており、これは奇妙だと言いようがなかったです。
http://www.tudou.com/programs/view/BfoiGlBVYZM/
何よりも怖かったのタクシードライバーが主人公の友人の家に侵入して友人らを刀でバッサバッサ斬って首から血がドボドボ、手足切断と尋常じゃないほど可笑しくて怖かった。更に、警察も歯が立たないなんて・・・どんだけ強いんだと思うともはや鳥肌もの。
何よりもラストに裸で独房に閉じ込められる主人公がシュールといいますか、あまりにもやり過ぎて服ぐらい着せろと何度も突っ込んだことか。
でもラストのあの衝撃も含めて全国のゲオやTSUTAYAに置くべき傑作だと私は思いました。