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『すけべてんこもり』に投稿された感想・評価

破壊と再生をもたらす火の鳥のように、島に渡った犯罪者達が混乱と回春をもたらす。岩と霧の風景はズルいぐらい画になる。風景を活かした青姦てんこもりで、廃車置場での絡みが印象的。前半は省略の話法が冴えてたけど、後半は話がメタメタしくて残念。園子温ほどじゃないけど、庵野秀明ぐらいには苦手だった。@K's cinema
☑️『変態テレフォン O⋅N⋅A⋅N⋅I⋅E』(3.4p)『すけべてんこもり』(3.8p)『新宿♀日記 迷い猫』(3.6p)▶️▶️
全日本プロレスの四天王はかなりポピュラーだったが、ピンク四天王はどれくらい認知されていたのだろうか。今回のFAの上映は、かなり混んでて前日予約の私は、何時もの指定席が取れなかった(お陰で2回共それぞれ、佐野さんや清美さんの隣に偶然座れた~清美さんは舞台挨拶が終わり席に着こうとしたが、直前に客が間に駆け込んだので戻れなかったが)。別個の同時期の回顧展の威力かも知れないが、当時のファンが、FA上映を祝い、再見⋅三見の為に戻って来たのもかなり、と信じたい。黒沢⋅青山(~浜口に至る)といったNV的な斜に構えた知的な観方でなく、素朴に映画自体が問われ応え得た、最後の時代、或いはその最後の共同体的なものからの発信の形を、証言する4本の作品の一挙再披露。各々の見事な個性と共通する誠実さに貫かれた作家らの、最高作かそれに殉ずる作品ばかり。稀にみる豊かで幸福な時間。
今回、久し振りにスクリーンで観た、伊藤猛⋅伊藤清美⋅岸加奈子⋅長曽我部容子⋅今泉浩一、変わらず活躍の川瀬陽太⋅下元史朗らを認められるだけでも懐かしく嬉しくなるが(未だに細谷さんが何処にでてたか分からない)、4人の作家は、共に強気本気で本物の映画を作ろうとして、その成果はやはり今でも目を見張る。多分にドン⋅キホーテ的であるとしても。暫くして一般映画に進出、バラバラとなり、瀬々は広く知られてく人気作家となり、トシキもそれに近く歩んだが、忘れ去られかけてゆく存在⋅不運も生んだ(個人的には、後輩の七福神の今岡のような、どこかにベースを引きづり続けてるあり方が理想だ)。
4本とも犯罪者を主人公とし、最初の二本立て、佐野と瀬々は、逃避行⋅寂寥大自然⋅陽光と闇⋅舞い上がり落ちくるもの(野球ボールと鶏)⋅強固鉄骨廃墟等で共通項多いが、かたや映画文化全盛期カルネ=ギャバンやクルーゾーの情況⋅政情入り繰り組立てのミステリアス⋅ペシミスティックも存分にロマンティックな映画の骨格を感じさせ、一方の瀬々は、映画が袋小路に入ってもがき出した頃の、ベルトルッチ~パゾリーニ的な映画の極限への崇高な突進を感じさせ、見事に個性的に分化したものになってる。佐野はカット⋅シーンの移行⋅繋ぎに細心の美学を見せ、瀬々は退き図カット内一気処理か、カットが変わるとブツ切りのキレと衝撃感が生まる。
それは続く寿保~トシキの二本立てにおいても言えて、同じ都市(新宿)の日常の歪みとしての犯罪を追いながら、かたや映画にもなってないような感覚的⋅早とちり的な刹那で軽い現代への、観察⋅解釈が何故かこちらの表に表明出来ないような、痛み⋅傷にリンクし、もう一方は、ピンク映画としての要件を満たしながら、ジャームッシュ⋅カウリスマキ、更には小津を想わす、(超)正統の映画言語⋅その矢鱈には先走らない強靭でパーソナルな稀なる導きを、実現している。
佐野『変態テ~』は、風や雷等の自然音⋅呟きというより奇声⋅時代を超えた歌曲で囲み、パーソナルや自然への8ミリ撮り(佐野と実子)⋅時事や極秘文書を唐突に何度か挟み、時制や今の妥当な対処行動の論理性を解体してく。壮大な政治的⋅神話的匂いの強い、シーン繋ぎの前後異者の同行為、左右逆パンでの同一対象への離れ付き、1人の振る舞いにティルト上下丁寧、夕光の採り入れ様々と終盤同一色フィルター、コメディリリーフや追手のスタイリッシュ且つ変態性欲の組入れ、家族愛(かつ同僚への気持ち)の絶対性、過疎地農村の自然と家屋の深み、8ミリ映画と自衛隊戦闘機への偏愛。話が情感主体でモタモタして有効効率性⋅合理性を欠いても構わない作り。
「同僚らを思う義理⋅人情に縛られ、子供達を戦争に巻き込む機密を、手にしたを早く公開すべきを、遅らせてしまった」「私達がしようとしてる事は間違ってない」
徴兵制復活の機密⋅証拠を盗み出し姿を消した自衛官夫婦が、妻の父の危篤の報に信州へ向かうを聞きつけ、密かに抹殺に向かう嘗ての同僚。そこに自作上映会で駆け回ってる、8ミリ作家の青年が関わってくる。
夫婦の遺体を生前同乗の夢を果たせなかった国内初ジェット機に乗せ、8ミリ作品中美しさを褒められた空のシーンをプロジェクターで被せ、『ラブ⋅ミー⋅テンダー』が流れるラスト近くのシーン、エピローグの作者と実子2人のキャッチ⋅ボールのカット割と(編中何度も挿入された)投げられ落ちくる球のラスト、は甘いといわれようと、パーソナルな唯一独自美を打ち出している。
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瀬々『すけべ~』も、出所後、妻?を囲う男を殺し、2人でわが子を預けた妻の実家の三宅島に向かい、子の代わりに鶏⋅姉妹の婿の警察官をくくっての、逃避行に、の似た話。が、キャラや状況に深刻さなく、遥かにチャランポランで、何時しか世界の果てに届く。追手の刑事かなんか分からない存在や、気質や体調も不可解の妻に振り回され、世界の彼方に届く、というパゾリーニ以来ともいえる、神話というより原風景の極限に届いた、遥かにフリーで物語映画を脱却した会心作。脱落しそうだったが、誰もが何故か生き残り、火が付き燃えながら逃げ回り、火の塊りとして断崖から海に落ちる鶏や、主人公のカメラへ向かっての「何故、生まれ⋅生き⋅死んでゆくのか」といった問いかけで括りを切られてく。
海に朧ろに浮かぶ島、水平線の一部を染めてく曙、らが囲み、可笑しく出鱈目にその場その場で、拉致し⋅セックスし⋅関係を広げてく者達の、呆れる程の楽天性⋅刹那さを、カット対応でなく、画面奥まで見えなくなるまで進み⋅やりたい事をやり遂げたらしいタッチや、単に退きのカットに移っただけなのに位置や関係を剥き出しに新たに見せつけられるような、映画を越えた断絶のカッティングが見られる。偶然か、物語の展開が進むに連れ、白い霧が立ちこめ、新たな空気⋅全てを造り直すベースに立ち替わってゆく。視覚⋅造型⋅純粋さ⋅最高作かどうかはともかく、瀬々の最も魅力的な作品である印象は変わらない。
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長曽我部容子は、今岡の作品辺りで見かけたのが最初だったろうか。この作品の頃は結構夢中だった。自分でも区別感が困るが、何でこんな綺麗な人がピンクに?とずっと思ってた(それで言えば続いての俎上『迷い猫』の平泉成も)。暫くすると、テレビのCMなんかでも見れる存在になっていった。
『迷い猫』は、彼女にとっても、トシキにとっても、最も堂々と自分を誇れる作品ではあるまいか。向き合うトゥショットと、90°変しての正面リヴァース(やがてCUサイズまで近くなる)、正直さが質問への否定かズレしか応えを導かない、その口調の単調で感情を欠いた反復の癖。まるで小津で、はぐらかしや曖昧認識に一見見える、特定を避ける何か。人生の意味を聞いても馬鹿にする夫、生活スタイルの変化が新しい感覚を生む、暴力の隣接、不意の心の洗われ、周囲との実は結びつきの薄さへの気づき、「完全な父的存在を求めてた気が。そんなの何処にもいないのに」を経て、「馬鹿な私のような女、それを再発させない為にも記事に」と言うと「バカなんかじゃない」と記事化を止め⋅判決後の面会を約す雑誌記者。別れてひとしきり歩いた後のヒロインのカメラに対す表情に微かにしかし深く読み取れる、人間性の正直な形と哀しみ。小津に届いた部分も。
長曽我部は、演技レベルにおいても原節子を上回る絶妙さで、語る内容シーンでの出し惜しみしない裸体⋅簡素な衣類シルエットも熟れきってて、寄りや部位の取りやフォローら移動の純度⋅背景の抽象存在力⋅(性)行為のまるごと飾りない重み、はジャームッシュやカウリスマキらも思い起こさせる。
夫殺害前後の、ライフスタイル⋅売春の生活への組み込み⋅又流れる中で思いがけぬ心の洗われ⋅親密のつもりの客も他人でしかなかった、を聞き出し記事にしたい雑誌記者に、淡々とした容疑者の女。
最初の二本を見終わって、玄関で雑踏から解放された時、佐野さんがおられた。「20世紀にも、また21世紀になっても、本当の映画であり続けるのを、観せていただきました。もうそんな時代ではないけれど、撮っておられる新作、頑張ってください」と、声帯を失っておられる方に言わざるを得なかった。4人の作家にも向けていた。

なんちゅー、タイトルだ…

でも、傑作!

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