作品によって、カスカベ防衛隊の活躍がなかったり、片や野原一家の活躍がなかったりと、構成上どちらかの出番が少ないorもしくはまったくなしだったりするけど、今回は両方うまく活躍していると思います。
しんちゃんシリーズ自体好きな私含めファンにとって魅力は言わずもがなのことだけど
下品でオヤジ臭い癖を持つ相変わらずなしんちゃんだけど、仲間を信じて絶対に見捨てない健気さにはやっぱり感動する。
ドラえもんで云うところの、のび太君の劇場版でのギャップとはまた一線を画してるしんちゃんの魅力。
そして今回は、親の我が子に対する愛情の強さが、あらゆる側面で見られ、みさえの愛の強さを本人からまたしても直接的に語られ知るのである。
ブラックユーモアも満載で、世代的にはアラフォー以降の大人でもクスリとする演出もあり。
ちょっとトラウマになりそうな演出もあるけど。
戦国やオトナ帝国のような名作にはやはり敵わないが、親がとれだけ子を想う気持ちが強いかそれが大きなテーマなので、年齢層関係なく幅広い世代で仲良く観て欲しいなと思う。