このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ:うだつの上がらない小説家志望で、興信所で働くダメな主人公。離婚した元妻と子供の事が忘れられずグダグダとしている話】
主人公の状況がわかるまでがもどかしかった。
でも、わかってからの主人公の本当にダメダメな感じとかは、理解はできる。
好きにはならなかったけども。
【テーマ:諦めの悪さのダサさ】
何となく、主人公の諦めの悪さが際立って見えたかなぁ。
夢である小説家にせよ、離婚した妻にせよ。
諦められないのが悲しいかな。
諦めた方が幸せなのにねー。
なんて、わかっちゃいるけどもー。
【その他】
名言がちょいちょいあって、グサグサ刺さる。
「誰かの過去になる勇気を持つのが、大人の男ってもんだよ…」
「幸せってのはね、何かを諦めないと手にできないものなのよ」
の2つは、まぁ特に。