無駄なシーンがひとつもない
男は過去を見ていて 女は未来を見ている
その真ん中に子どもは居て 純粋に現実に立ってたりする
だめなひとだったけど しょうもないひとだったけど
子どもながらにわかっていて それでも唯一くれたものを大事にしてしまう 思い出だったり ものだったりを
それは自分を愛してくれたんだなァって証拠だから そうおもっていたいから
台風の日のすべり台基地とか がんばれよってくれたグローブとか
"海よりも深く 愛したことはないけどさ"
ってだけど 大げさではなく 偽りもなく 誰かをちゃんと大事にしている