このレビューはネタバレを含みます
何も起きない、どこにでもある日常の延長線上のような物語。
男性より女性が、娘より母がより心打たれるような気がしました(私は28歳男です)
「幸せは諦めた先にある」という大事なワードを何故か流してしまい、他の方のレビューを見て、公園の阿部寛のシーンに繋がってるのか!とハッとしました。
阿部寛は決して報われたとは言い難いですが、諦める事で一歩幸せへと進んだんですね。
こういった行動や、父が息子を自慢していたところなんかから、海よりも深い愛を受けて育ったんだなぁとしみじみしてます。
ドラマみたいなハッピーエンドではない部分が逆に今は清々しいです。
どこかで幸せになる事を祈ってます。