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蕾の眺めのseapony3000のネタバレレビュー・内容・結末

蕾の眺め(1986年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんなのこれは…!浦安のあのストリップ小屋としつこく撮られる東京ディズニーランドの遠景。佐藤浩市がバター犬の若いストリッパーと逃げた後に代役で舞台に出る平田満、いいじゃんいいじゃん切ないじゃん!ボケて不審火出した加藤嘉の老人ホーム訪ねて演出のアイデアと振り付けいただくシーンも泣ける。加藤嘉はまだまだシャキッと怒鳴ったりしててさすがの役者魂。「変態ショー花の蕾ユンキとガッコ」ネーミングセンス最高。普通の芝居はいまいちだけど歌と踊りのシーンのピンキーさんほんと素敵です。ショーの前には花を摘みに行くところもいいし、その小さな名もなき野の花のセンス、夢は夜ひらく。陥没陥没、めくら乳、蕾乳。教え子のお乳にまで手を出すヤバい性癖の元教師・平田満が、愛と自信を得る感動作かと思いきや、ピンキー妊娠、出産ショーで儲けたいストリップ小屋の草野大悟はもちろんいいとして、無事赤子出産でまだ陥没乳首に異常な執着むき出しの平田満サイテーのこどもおじさん!ダメじゃん!赤子に乳をやるピンキーに耐えきれず家を飛び出すと川越しに見えるディズニーランドの花火…その花火はまさに乳輪。なんつー映画だ!終盤の妊婦ストリップでピンキーにかぶりつき最前列のなかに田中登監督いらしたよね。
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