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好きにならずにいられないのRのネタバレレビュー・内容・結末

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

フーシがシェヴンの家に突入した時はびっくりしたけど、シェヴンの病気で納得した。思い起こせばシェヴン、出会いからちょっとエキセントリックだったもんな…。多分、うつ状態と躁状態を繰り返しているんだろう。
フーシの寄り添い方が優しすぎて、北欧って天候の関係でメンタルの病気が多いとも聞くのでやっぱり理解のある人が多いのかな~なんて思っていたら、母親は「ゴミ女」呼ばわりしてた😂やはり理解のあるなしは個人によるんだなぁ😂
精神的に不安定な人への寄り添いは、例えどんなに見返りがあったとしても人間を不安定にしてしまうと思う。フーシも、得たものも確かにあったかもしれないが、失ったものも多く、でもそれはお互いに補完しあうものではなくて、それぞれ独立した関係性なんだと思う。10得て、50失って、差し引き40の損失、とはならないような。
そしてこの経験で得られたものは確かにあって、ごみ処理場の同僚との関係性もそうだし、ラストにも繋がるんだと解釈した。新しい世界へ踏み出すこと。エジプト旅行、どんな感じになるのかな。

邦題やキーイメージが全然内容と合ってない気がして好みではなかった…もっと静かな映画だと思う。
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