KotaroKinoshita

好きにならずにいられないのKotaroKinoshitaのレビュー・感想・評価

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)
4.4
ドア、窓ガラス、国境といった境界線への意識と演出がしっかりした映画は信頼できる。空港職員なのに外国に行ったことのない主人公に、安らぎを与えるのは常に移民であり、性的オブセッションをもたらすのはアメリカと英語であるという一貫性にも留意。バブい中年主人公はもちろん、情緒不安定なヒロインの造形も素晴らしかった。


演出0.8
人物0.9
構成0.8
驚き0.9
趣味1.0


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象