低予算B級ゾンビ映画。
毎日産声を上げている。
そう思わせるほど大量。
ゾンビ映画は無限の可能性を持つ。
どんなジャンルでも親和性がある。
ゾンビ映画にだけ許された特権だ。
本作はあくまで王道です。
ゾンビ化の治療がテーマ。
その為に主人公は科学者。
しかも、女性が主人公に。
ただ、低予算だから細部が雑。
なぜかゾンビ映画に登場する女性は、
みんな決まって薄着なんです。
噛まれたゾンビ化になる。
それなのにリスクを負う。
守る事よりも露出が第一。
これがゾンビ映画の鉄則。
だから主人公も薄着です。
更に途中から科学者より、
ただの女性にしか見えず、
出会った男といい感じに。
お前の目的は男漁りです。
そうとしか思えないです。
当然ながら求められる男のはイケメン。
それをじっと見るオッサンは嫉妬する。
そして、再登場する女主人公の親友。
男漁りに夢中だったから忘れていた。
しかも、女主人公に撃たれます親友。
振り向き様にゾンビだと勘違いして。
それが、見事に急所を撃ち抜く腕前。
こうして主要人物が倒れていきます。
そして、超展開が開始されるのです。
基本的には王道のゾンビ映画。
平凡すぎる設定と思っていた。
それが油断を誘う絶好の演出。
おかげで超展開は予想できず。
開いた口がふさがらない状態。
風呂敷を広げてみたのいいが、
それを畳む事なく隕石が落下。
まさにそんな超展開であった。
ゾンビ映画は無限の可能性を持つが、
このような超展開だってあり得ます。
ゾンビ映画は不滅のジャンルである。
RE-298