５月５日…何の日かご存知でしょうか…？
はい？ ピンクの日？…何を言ってるんですか、５月５日はこどもの日に決まってるじゃないですか？
すいません、ピンクの日でもありました！！
そうピンク映画館は３本立ては常識。
優秀作品賞ベスト３という豪華３本立てを堪能したワケです！
その第３位の投票数だったのがコチラ『悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき』なのです！！
コレはですね…上位の２作品よりも絶対面白いです！！
監督は絶大な信頼の城定秀夫監督！！たびたび名前を出しますが…マジで毎回仕事が早く、かつ安定のあるクオリティに仕上げています！三池崇史監督を一旦お休みさせて、代わりにこの人にやらせてみたらどうですか？？
主演はピンク映画初出演で初主演、そして新人賞もかっさらった古川いおりさん！おっぱいこそ小さめだがシュッとして清楚お姉さん系。今作でも新妻という設定を見事にこなしてました！
ストーリーは…ストーカー変態男(見た目ヤバイ！さや侍の人風)が主人公！！
人妻・古川いおりを運命の女性と思い込み、５年間ストーキングし続け、向かいのオンボロアパートから望遠鏡で観察。部屋には彼女の写真が一面に貼られ、ゴミの日はゴミ袋を全て回収。レシートなどは全てノートにデータ化され、行動範囲など全て把握する執念っぷり。工場で稼いだお金を気のしれたオバサンデリヘル嬢をアパートに招き望遠鏡で彼女を覗きながら攻めてもらうという境地！！
彼女の旦那はエリートで部下と不倫してるのも確認済み。彼女には相応しくないとストーカーは不倫写真と手紙を添えて知らせるが古川いおりはたじろぐ様子はなし。
ある日、ストーカーが目を覚ますとアパートの布団に古川いおりが一緒に寝ていた！！！
古川いおりの風貌を活かした見事な逆転劇！『イニシエーション・ラブ』にも通ずる見事な裏切り方でクオリティはかなり高し！！
ラストも笑いと哀愁が入り混じった見事な結末で…城定秀夫が本物だというのを証明した見事作品でした！！
そして…この作品もまたＲ１５版に編集し直してこの夏、テアトル新宿でやるらしいです！！こっちはかなりオススメ！城定秀夫監督の久しぶりの劇場公開作になるので是非見に行ってほしいですねぇ～！！
