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太陽のめざめのせのネタバレレビュー・内容・結末

太陽のめざめ(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

シネフィルWOWOWで放送していたので録画して観ました。
登場人物の誰にも感情移入出来なくて、どうしようもない作品でした。
本当に何も言葉が出ない。
でっていう、だから何なんだという話。
ごめんなさい、本当に感想は無いので、スコアはつけません。
すみません。

追記
じっくり考えてみたんですけど、
やっぱり感想が出てきません。

映像はとても綺麗で、俳優陣の演技も光ってる。
実験的なフィルムという意味で、心理描写に映像レトリックや音楽を使わなかったのかな?と思ってしまうくらい、主要キャラクタの表情から真意が読み取れなくて、正直困惑してしまいました。
無意味な顔芸をしない、という意味では"現実"みがありましたが、よく出来たリアリティショーを観るくらいなら、わたしならドキュメンタリーフィルムを観ます。
愛は大切ですよね。作品に出てくる大人達は、口では尊いこと言っていたけど、でもどの大人も顔が死んでて、生気も人間味も一切感じられなかった。ドラッグ依存の母親以外、アサーティブなのに、本当はなに考えてるのか本当に分からない。
判事に教えられたマロニーが相手の手を握るのが要所でのモチーフになっていましたが、観ていて、全然人の持つ温かみが伝わってこなくて、逆にすごいなって思いました。
わたしが判事だったら、マロニーは精神分析医の元に送ってケアさせたあと、神学校にぶちこみますわい。
この作品、テーマは愛じゃなくて、「慈しむ心」にした方がまだ救いが見えた気がするな、と勝手に思いました。


(個人の感想です)
せ