マロニーはいつも眉間にしわを寄せていた。でも、みんなで庭でご飯を食べているとき、目の前にケーキをおかれ、かすかに微笑んでいた。そういうところは16歳なんだ。
目の前に置かれる状況に対して選択肢はい…
親の育児放棄やまともに愛を受けないで育ったことに負けないで自立しようともがくマロニーの姿に心が動かされる。
最初はマロニーの非行の繰り返しにイライラするが、マロニーが愛や親に向き合っていき、自分の…
記録整理。結局成長していないまま、ラストを迎えてしまったかのような映し方。意図的とわかりながらもイマイチ。主演の男の子は頑張っているが、魅力的というほどではない。主人公、主人公の母、施設の人、誰も好…
>>続きを読む非行少年を更生させるのに尽力する大人たち。お仕事とはいえこれは相当キツいですよ。
良くなってきた兆しが見えたと思ったら、突然暴力を振るったりして。期待してはガッカリしての繰り返しで観ててとても疲れた…
どうなるのかな?と、彼の今後が気になりますが…とにかく胸が痛くなる負の連鎖を感じた。全ての感情が怒へ向いているような…いや、向いてしまうのか…いや、それが彼の普通の感情表現なのか…色々考えますが、心…
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どんなに酷い親であっても、子供はただ母親の愛情を求めるものなんだな。
その愛情を確かめたくて、でも表現の方法が分からなくて、結局は感情をコントロールできなくなってしまう。
そういう危うい少年を演…
愛とは見捨てないこと…ポスターの文章はこれだけど、実際の内容では、厳しい側面もしっかり出てくる。それが淡々と描かれている。
繊細な少年の心の機微が丁寧に表現され、周りの人を信じてみようという気持ちに…
大好きなジャンル“若者が愚かで酷い目にあう”物の一本ですが、それにしてもこれはツラい作品です。
劣悪な環境で育った若者が、成長のきっかけを掴めずにわぁわぁと踠き続ける様を、画心の無いダルデンヌ兄弟…
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