近頃、セルフドキュメンタリーという言い方をされることが多いけれど、もともとの「日記映画」でいいじゃない。ドキュメンタリーというからややこしくなるし、どう見ればいいのか、ということになって「セルフドキュメンタリーは気持ち悪い」みたいなことをいうエセ評論家というか、にわか映画ライターみたいなやつが増えるんじゃないのかね。
で、言ってしまえば、ジョナス・メカスに至っては、ゴダールと同じく、メカスという唯一無二のジャンルなんだと思う。
見て、感じて、時々まどろんだり、泣いたり笑ったりしていたら、知らず知らずのうちに、ウーナを自分の子どものように、兄弟のように思い出したりする。