♯192 3つの時間軸
今回こそwebの解説無しでいけるかな❓と思っていたらダメでした。
やはりノーラン監督の作品は難しい。
第二次世界対戦下のフランスのダンケルクという海岸が舞台。
ドイツ軍に包囲された英国軍兵士達がドーバー海峡を渡り祖国に帰る為に民間人の船舶を徴用して帰還する【ダイナモ作戦】の様子を
◯ダンケルク海岸で待機する【陸】の1週間
◯民間船でドーバー海峡を渡る【海】の1日
◯ダイナモ作戦を阻止を試みるドイツ軍機とドッグファイトする英国戦闘機の【空】の1時間
と異なる時間軸を交差した実話ベースの戦争映画です。
◆良い点/注目ポイント
・プロペラ戦闘機のドッグファイトはアナログで頼りない装備からこちらにかなりの緊張感が伝わります。
◆改善点
・淡々とストーリーが進行して登場人物の人柄を掘り下げていない為かなり退屈でした。
◆総括
・私個人としてはノルマンディー上陸作戦を扱った映画の方が冒頭からの地獄絵図や過酷な環境下でのヒューマンドラマもあり好きです。
今度は1958年制作の
『激戦ダンケルク】というモノクロ作品を見てもっとこの作戦を掘り下げてみます。
-2020年 192本目-