トリッキーな映画。
第二次世界大戦における有名な史実でもあるダンケルクの奇跡を映像化してるんだけど【海岸で救助を待つ兵士】【イギリスから救助に向かう民間船の船乗り】【制空権を取るために海峡を飛ぶ戦闘機パイロット】基本、この時間軸のことなる三つの視点を交互に見せながら展開してくわけです。
で、問題は時間軸が異なるって部分なんだよね(苦笑)
海外ドラマ24みたいに、一方その頃って感じで同時間軸の中で展開するとわかりやすいんだけど、兵士目線では夜だったり、飛行機乗り目線で言うと昼だったりが交互に来ると脳内がやっぱり混乱するわけですな。
本作品に入り込めないって人の多くが、この混乱によってそうなっているんだろうと思う。
しかしながら、このトリッキーさがクリストファー・ノーラン監督の味わいなので、これはこれで楽しまないとダメなんだっていう感じです。
多少の混乱はありつつも、映画としては素晴らしく★4つで。