ミサホ

ダンケルクのミサホのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.6
つい先日、『オペレーション・ミンスミート』を観た後、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』を観たので、その勢いのまま、本作を。

この順番は良かったかも。
ほんと『ウィンストン・チャーチル』の続きを観てるみたい。

本作、実は、一度観ていて、そのレビューは“退屈だった”のひと言だけ。前出の二作で、チャーチルの人間的な魅力と政治家としての強い信念にグッと来たこともあり、今回は最後まで観られた。

相変わらず、少し退屈ではあったけど、ノーランアレルギーはなんとか出ずに済んだ。ホッ…。

第二次世界大戦。ナチスドイツに追い込まれたイギリス軍とフランス軍。劣勢ではあったが、チャーチルの命により、兵士の救出作戦を実行。ありったけの民間の船舶を動員しての作戦だ。

映像は、ブルーがかっていて、冬ではないけど寒そうだ。何せ、海岸からの脱出なので、船から海に放り出されたり、船が沈んだりする。

船が爆撃を受け、重油まみれになる兵士達。そこに戦闘機が墜落、炎上するシーンはゾッとした。まさに火の海!怖い。

バリー・コーガンはもうちょっと見てたかったな。初めての鑑賞時は彼のことをまだ知らなかった。兵士役だったかなと思ってたけど、違った。優しい子の役だった。

もう観ることないかも…と思っていた作品が、チャーチルのおかげで観られたので、良かった。
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