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ダンケルクのまのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

虚しさが残った。実話の撤退作戦。
場面が陸、海、空に分かれてて、それぞれの1週間1日1時間が並行して進んで徐々に重なってくる。ほぼ台詞もなく密着してる感じ。個人的にはセリフがない方がリアルさが増す気がしてるし、実際話してる間もないくらい過酷で切迫した状況だと思う。

年端もいかない少年が駆り出され、生死を彷徨い、帰還できたりできなかったり。救助にくる民間人逞しすぎる。
生きて帰ってきただけで十分てホントそうだと思う。

ケネス・ブラナー演じるボルトン海軍中佐が、民間の舟に「home」って言った瞬間泣けた。そしてまだ仏軍がいるって残るのかっこよすぎるて。帰還してハッピーエンドっぽく終わるけど、1940年の話だからまだまだ戦争は続くのかって暗い気持ちになった。
ま