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ダンケルクのUUUのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.5
「見えるほど近いのに。」
空・陸・海、3つの視点が最後の1時間に重なり合う!

▼あらすじ
第二次世界大戦初期、イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍はフランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され、撤退を余儀なくされていた。英国陸軍の兵士であるトミー二等兵は、自分の分隊が全滅し、ダンケルク海岸で助けを待つのだが...。

▼感想
クリストファー・ノーランの映画で、ダンケルクはまだ観たことがなかったので鑑賞!

この映画は第二次世界大戦のダンケルク大撤退を陸・海・空の視点から描く。さらに陸は1週間、海は1日、空は1時間を交差して描かれている。つまり、陸の視点の最後の1日に海の1日が重なり、最後の1時間に空の1時間が重なるのだ。
最初に鑑賞したときはこれを全く分かっていなかったから、盛り上がりにかけてしまった。解説を観てすぐ2回目の鑑賞でやっとストーリーの全体像がつかめた。

戦争映画だが兵士が血だらけになるようなグロテスクな描写はなかった。一方銃や爆撃の音は迫力があった。IMAXで見た人が羨ましい!
キャストはオッペンハイマーを観た後ということもあり、キリアン・マーフィーが特に気になった。ノーランの作品の常連だということを再認識した。

戦争映画もノーランが作ると、他の戦争映画とはまた一味違うね。

▼お気に入りのシーン
民間の船がダンケルクにくるシーン!
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