初の試写会。この監督の映画で初試写会なんて、とても嬉しい。
ノーラン監督初の実話戦争映画、最新にして最高傑作！ということで期待大で鑑賞。やっぱり目が離せない99分だった。
とにかく臨場感が凄い…！って言ったら映画のウリ通りだけど、登場人物と共に行動（あるいはその人自身だったり）をしているような気分になる。まさに空・陸・海の3箇所から戦争体験をしているみたい。凄くゾッとしたし怖かった。
空視点が特に鳥肌もの。どこがって書けないけど…マジで息出来なかった…
だから、戦争から帰ってくることがいかに奇跡なのか思い知らされる。一応『主人公』はいるものの、登場人物が全員主人公みたいなもので、それぞれ一本ずつ映画ができそうなくらい数奇な体験をしている。故郷の土を生きて踏めるって本当に幸せなことなんだって思った。
すごく胸が苦しくなるシーンも多いです。でも人の生きようとする力とそれを助けようとする思いに、何度も心を打たれました。この体感は劇場でできてよかったと思います。
