AZUL

ダンケルクのAZULのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.8
ノーラン作品なので気になっていたから借りてきた。

話は第2次世界大戦のイギリスを中心に描いたストーリー。

いや〜個人的にはクリストファーノーランの作品ってことで伏線張りまくりの作品なのかなと思ってたから気合い入れて観てたけどノンフィクションな部分が多い故にひねりは無かったからそういう意味では残念で、期待しすぎた部分があった。

でも今作の特徴としては敵を描写していないというところ。
敵の発砲音や戦闘機の騒音を中心にあとはBGMや会話などで窮地に陥ってる雰囲気を醸し出し緊張感や臨場感を与えていたと思う。
戦争映画にしては血が描かれていないというところも他作とは異色の采配をしていた。

ノーランらしく同時進行で空軍と民間船とダンケルクの兵士達を描写していたからこそ臨場感が良く出ていたのだと思う。

最終それぞれの犠牲と正義感によって戦争があるということがわかった。

映像美と音の迫力がすごくいい作品だと思った。
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