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ダンケルクのtkmのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.0
ありがとうリバイバル上映!
Dolby cinemaで鑑賞。壮絶でした。。

銃撃、爆撃、数々の爆音はまるで直ぐそこで起きているような感覚で、自分もあの場で体験している気さえした。

100分間ずっと緊張しっぱなし。
それは、敵のドイツ軍が見えない、(実話なこともあり)変に感動を仕掛けない、陸・海・空それぞれの視点の切り替え、俯瞰的なため感情移入しづらい、いつ死ぬかも分からない、そういうピリピリ感の中に居たからだろうな。

不協和音のせいで常時心拍数高め、気が抜けなかったのもあるかも。

防波堤の1週間、海の1日、空の1時間。
情報が少なく登場人物もよく分からないなか序盤に提示されたこの時間軸。

それぞれが同時進行でない事は分かる。
もしかして違う時代なのか?とかミスリードか?敵味方逆か?
なんて一瞬考えてしまったが、同じ戦争を3つの視点から描いていることに間違いはなかった。そして3つが1つに重なってゆく。

考えすぎついでに。
主人公の少年(たち)が何度も何度も海へ出るも頓挫し、しまいには元いた浜に戻ってしまう。
そういうループかもと一瞬よぎってしまったがさすがに考えすぎだった。暇なわけじゃないんだ!笑

無事に生きて帰ることができてよかった。それだけ。それが「リアル」なんだろう。

またしても取り止めがなくなってしまったが、劇場で観られてよかった!大画面も音も大事!!


追伸
自分水が苦手なので、アクアマンを観た時と同じくらい、水怖い!溺れ死ぬぅぅ!!って思ってました。

民間船の親子がかっこよかった。唯一彼らに日常を見た気がする。
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