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クライムハンタ- 怒りの銃弾のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.3
舞台はアメリカ・ロサンゼルス・リトルトーキョー。刑事・ジョウ(世良公則)は相棒のアヒル(竹内力)と共に、500万ドルを強奪したブルース(又野誠治)を逮捕することに成功するが、護送中に謎の武装集団に襲撃を受け、アヒルは死亡、ジョウも重傷を負った。傷を理由に捜査から降りるよう命令されながらも、怒りの収まらないジョウは、鎮静剤を盗み出し病院から抜け出す。行き詰まったかに見えた捜査、そこへ謎の修道尼リリー(田中美奈子)がジョウの前に現れた・・・。
東映Vシネマ第1作品。
今までの日本映画でリアリティを突きつめて描かれることがなかったガンアクションを、銃の性能や弾数を計算に入れたディテールに凝ったリアルなガンアクションで、モデルガンに毛の生えたようなショボい模擬銃ではなく実銃を改造したプロップガンを用いて、メインウェポンのベレッタM 92FやショットガンやM 60機関銃やグレネードランチャーなど多様な銃による迫力満点のガンアクションを繰り広げて、日本映画のガンアクションを変えた。
世良公則や又野誠治が演じたキャラクターのごりごりのハードボイルドな魅力、
理屈抜きにハードボイルドな世界観とガンアクションに酔いしれるのが吉のハードボイルドアクション映画。
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