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尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48のQMのレビュー・感想・評価

3.5
HKT48のドキュメンタリー。

だいったいの歴史を追いながら、ここのメンバーにインタビューしたり、
劇場公演をがんばったり、アイドルのオタクや家族にまで踏み込んで、バラエティに富んだないようではあると思う。

個人的によかったのは選抜に対してのみんなの意識や憧れ、責任感が本当に痛い程伝わってきたこと。AKBグループは選抜でたくさんいるメンバーを順位付けすることをコンテンツ化していると思うんだけど、
そのおもしろくもひどいルールの中でのメンバーの一喜一憂には自分自身、考えさせられるものがあった。

気になったのは、この映画はさっしーが監督をしてるんだけど、
映画としてどう振り切るのかな?ってところで、どう振り切るかを
迷っているさっしーをそのまま流しちゃってるのが、
映画としてどうなんだろうとは思う。
面白い技法ではあるんだけど、さっしーがどういう選択をするのか気になりはするかな。

あとは個人的意見なんだけど、やっぱり推し(松岡菜摘さんが推しです。)がプッシュされないのは残念ではあるよね。これは一オタクの勝手な意見だけど。だからどうしようもない。そんなこと言ってたらきりがない。

ちょっとの知識さえあれば、アイドルについてなかなか考えさせられるおもしろい映画だと思います。
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