ミーハー女子大生

少女のミーハー女子大生のレビュー・感想・評価

少女(2016年製作の映画)
2.5
【あらすじ】
湊かなえの小説を実写映画化。
「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を持つ2人の女子高生が過ごす夏休みを、それぞれの視点で描く。

親友の死体を目撃したという転校生の話を聞いて以来、由紀(本田翼)は人が死ぬ瞬間を見たいと思うようになる。
高校2年生の夏休みに小児科病棟でボランティアを始めた彼女は、余命わずかな少年たちに近付き自らの願望を叶えようとする。
一方、由紀の親友でかつていじめを受けた敦子(山本美月)は、人が亡くなる瞬間を見れば生きる気力を取り戻せると考え、老人ホームでボランティアを始めるが…。

【感想】
原作は面白いのに、キャストと演出が安っぽい。
しかもキャスティングが小説のイメージとまるで違う。
ただ監督が撮りたい画を撮り、それに話を乗せただけの映画。
湊かなえの描くキャラクターの個性、「少女」であるが故の頭よりも感情で動く疾走感はまるで失われている。
結局、少女らは何がしたかったのか、何を思い行動したのか?
全く伝わらないし、伝える気もないのだと思う。
正直、エンドロールまで拷問のような時間であった。
見る価値はまるでない。

本田翼の演技が下手クソすぎて苦痛。
無理に演技をする必要はないからゲームだけをやってなさい。

ストーリー 3
演出 1
音楽 4
印象 2
独創性 3
関心度 2
総合 2.5

14/2024