かおり

少女のかおりのネタバレレビュー・内容・結末

少女(2016年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

原作読んでないです。
狂気的な作品かと思ったら意外と爽やかな作品。
中だるみしてたかなあ。
1つの要因に結論は出たけど、その他はうやむやなところが多くて。
何で死ぬところ見たかったんだっけ。
感情の変化をゆっくり見たい。
地元がたくさん出てきちゃったのでストーリーより気になってしまった。
最後の終わり方は好きですね。
いじめのときに関わってない周りの友達の様子がリアルだった。

ふとしたことで踏み外し人生が変わってしまうみたいな言葉が響いた。

わからないこと多かったから原作が読みたくなった。

本筋のストーリーとは別のシーンは抽象的な暗示のようで小説のようだった。美しかった。




後日小説を読みました。
もちろん映画と小説は同じものだと思わないので、比較して違うからよくないと言えるものではないけれど、ちょっと個人的にあー、ここ違うと思ったことを羅列。
ゆきの彼氏(映画中には彼氏だとは思わなかったけど)が人が死ぬの見たことあるって言ったことに対して、ゆきが羨ましいって思ったの、映画ではわからなかったなー。
ゆきがこんなにも敦子を意識しているのもわからなかった。
小倉が盗んだ小説のコピーを自分で配った意味もわからなかったけど、小説は自然だ。
敦子がみんなに合わせて生きるタイプなのも映画ではあんまりわからなかったなあ。
敦子も死が見たかったのか。
A子に捧ぐと付け足したのは映画の素敵な演出だと思った。
ゆきも敦子も世界は広いと認識することで本来の性格をとりもどした。
かおり

かおり