映画 聲の形のKurumiのレビュー・感想・評価

いじめとか自殺とかものすごくデリケートな題材をベースにしているものの、この映画はいじめとか自殺はダメとか障害者への差別は云々とかそういうことではないのだと感じた。
すごく現実にありえそうな、登場人物のリアルな心情の動きとか、罪の意識を持ちながら過ごす姿、挽回したいと思う気持ち、それでもそんなとんとん拍子にうまく分かり合えるのは難しいよねっていう、人との関わり、コミュニケーションの難しさ、でも諦めずに伝えようとすることがやっぱり大切で、とか、そういうメッセージを受け取った映画