とに

映画 聲の形のとにのネタバレレビュー・内容・結末

映画 聲の形(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

最後まで見て思ったこと。
高校生になってバラバラになってるのに、小学校のときのいじめをわざわざ掘り返して仲良しごっこなんかしなくていいんじゃない?

相互理解がテーマらしいけど、何の相互理解なんだろう。
そんな小さな世界であーだこーだやってないで、世界は広いんだから外に出て理解し合えない人と会うのはやめて、自分のことを大切にしてくれる人と過ごそうよ!
その方がよっぽど幸せに健康に生きていけるよ。

っていうと、物語はそもそも始まらないんだけど。笑

加害者の救われたい、いじめた自分をチャラにしたいみたいな気持ちに寄り添いすぎていて、被害者が感情のないよくわからないマネキンになってたのが気持ち悪い。
周囲の人間を全て受け入れる全肯定ロボットというか。
なんつーか西宮さん、人間味ないよね。

他の人を集めて遊ぼう、仲直りしようみたいなのも偽善というか、許されたい気持ちの押し付けでしかなくて、ほんとに西宮さんの気持ちを考えてるわけではなく自分が気持ちよくなりたいからって感じで🤮

ましてやいじめてきた人を好きになるとか本当にちょっと良くわかんない。笑
いじめ加害経験者のご都合展開すぎないか?
ほんとに西宮さんの気持ちはどこにあるの?
都合の良いキャラすぎて、怖い。
というか他のキャラも空っぽで怖い。

好きな人には大変申し訳ないけど、正直今まで沢山見てきた映画の中で一番苦手。
とに

とに