宵闇之闇猫

映画 聲の形の宵闇之闇猫のネタバレレビュー・内容・結末

映画 聲の形(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

漫画全7巻を読破していて何周もしてたので、大体の内容は分かっていた。
個人的に、
改悪と改良シーンがちらほら。

改悪
☆「あの時、お互いの聲が聴こえてたらな」ってセリフが割と印象深かったが、それがなかった。
☆先生がただのクズだった。
☆石田が落ちてからの皆それぞれの心情が無くて、いまいち何に怒ってるのか感情移入し辛かった。
☆真柴君がただの傍観者みたいで、なんで登場したか分からない立ち位置だった。
☆個人的にはハッピーエンドで終わらないで欲しかった。
漫画版の最後みたく、これから。って終わり方がよかった(ただ、映画的にはハッピーエンドで終わるのが無難だったかもしれない)

改良
☆映画を作るって話。これが省かれたから、先生がただのクズになった要因でもあるけれど、映画に入れるには長い話だと感じた。
☆割と早いテンポで進む。
OPで西宮に出会う前は、どんな感じだったのか入りやすかった。
☆今回(まだ観てはないが)字幕版と分けたのは良かったと思う。
漫画から入った人は脳内再生が出来るだろうから、ここでこういうセリフがあったなって。
字幕版を観れば、多分認識が変わったりすると思う。
☆漫画の作画と同じタッチで良かった。

あと、気になった点。
石田の姉は声だけしか出ないんだな。やっぱり顔は出ないのか。
意外にペドロが喋ってた。
動いてる西宮可愛い…。

全体的には涙を狙ってくるシーンもちらほらあったけれど、その分あれ?こんな感じなんだってちょっとがっかりしたところもあって、
うん、川井さんやっぱり嫌いだわって再認識した。
今度字幕版も観てみようと思います。
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