映画 聲の形のまりあんぬのレビュー・感想・評価

相互理解の難しさを感じる作品だった。
耳が聞こえる聞こえないの話だけじゃなくて、考え方のそれぞれ違う人間同士が一緒に生きていくことの難しさ。
観ていて、私も登場人物たちに好き嫌いを感じる。この人何考えているんだろう、ひどいなとか思う。でもそれって、自分の視点からしか物事を見ていなくて、相手を理解しようとなんてしてないんだよなって。植野の観覧車でのセリフ、結構考えさせられた。
結局相手に心を伝えるのは、声だけじゃないってことなのかな。