MATAO

ウィッチのMATAOのレビュー・感想・評価

ウィッチ(2015年製作の映画)
3.8
ロバート・エガース監督作品で、魔女疑惑に囚われて疑心暗鬼になっていく家族の物語かと思ったら、それだけの話ではなかったです。
時代設定が私にとって関心が薄いのか、前半はやや冗長に感じましたが、後半から衝撃の展開でした!
血に染まったトマシンはインパクト大です。
それと、貧しい暮らしは嫌ですね。父親も母親も心に余裕がありません。

アニャ・テイラー=ジョイの出世作で、この映画を観たシャマランに見出だされてスプリットに出演することになったらしいですが、それも納得です。
鬱積していた気持ちを父親に吐き出すトマシンのシーンは圧巻です。

(これは映画自体の感想ではありませんが、、
終始薄暗い演出は本作に不穏な雰囲気を与える素晴らしいスパイスではありますが、電車内でスマホで鑑賞しているせいもあり、薄暗い場面ばかりだと画面が反射して何を観てるかよくわからず、観終わってから何度も見返してしまいました。)
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