私の名前はジュリア・ロスの作品情報・感想・評価

『私の名前はジュリア・ロス』に投稿された感想・評価

「拳銃魔」(1949)「ビッグ・コンボ」(1955)のジョセフ・H・ルイス監督の出世作。誘拐監禁を描くフィルム・ノワール。

求人広告に応募したジュリア・ロス(ニナ・フォッシュ)はヒューズ夫人の個人…

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wong

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4.0

冒頭の雨のショットの構図がめちゃくちゃよい。ずぶ濡れになるヒロインを咎めるアパート内の人間関係まで一気に見せる。手紙を気にする様子が後に呼応。階段のショット、窓からの崖、落下、落下、人生の落下。
そ…

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デニロ

デニロの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロンドン。ジュリア・ロスという女性が濡れそぼって下宿に戻ってくる。職業安定所に登録を済ませてきたところだ。好きだった男が結婚のため下宿を出、自身の下宿代は溜まり散々なものだ。下宿の下働きの女にも皮肉…

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lemmon

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3.6

身寄りのないヒロインが巻き込まれた話。


冒頭からヒロインはなんと哀れなと思わせる演出たっぷりで紹介されていく。肉親はいない、家賃も滞納、かつての恋人は結婚、アパートの掃除係からのいびり(なのに、…

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buccimane

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3.5

イニシャルグッズは本人が使用してたのか監禁用に新たに誂えたのか。
象の置き時計が時間見にくそうだけど可愛い。
恋人が手紙来てないかクドクド言ってなければ助けられなかったかもだし日頃の心掛け大事だった…

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いいスリラー映画。覗き見には覗き見で、文字には文字で(胸にMHの刺繍→手紙)、落下には落下で(突き落とし未遂、階段→飛び降り偽装)、すり替えにはすり替えで対抗。カット割が少なめなのは製作事情もあるだ…

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不条理監禁もの。ほぼ一年振りのヴェーラというか、劇場での鑑賞。それまでのサイコ要素が嘘みたいに吹っ切れたラストが清々しい。

ババアを中心に監禁集団の手腕が見事。女さらってロンドン去るまでが手早い。息子のサイコ演出も海辺でのズザーな死に際も素敵。階段の底を抜く手の込んだ罠も。女が名前をなくすのは深読みすれば結婚における自由…

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うどん

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4.2
職業紹介所で秘書の仕事を紹介された主人公。しかし実際は・・・・ 

監禁系ドラマの名作。

歪んだ親子愛。

先入観で勝手にジュリアがやばい人物な作品なのかと思ったら全然違った。

@シネマヴェーラ渋谷

ジョセフ・H・ルイスの出世作。冒頭はロンドンの大雨だ。ずぶ濡れのニナ・フォックがアパートに駆け込む。掃除婦ジョイ・ハリントンに嫌味を言われてなかなか顔が見えない。元恋人ローランド・ヴァードの結婚式の…

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