K

愛し方を忘れたらのKのレビュー・感想・評価

愛し方を忘れたら(2009年製作の映画)
4.2
運命の相手だったはずなのに、結婚生活の中でお互いへのリスペクトや思いやりを失った夫婦の物語を男性目線で描いたドラマ。

女は自ら英雄になった。男が弱くなったのか、女が強くなったのか、人生が過酷すぎて女も英雄化せざるを得ないのか。

女側が喚き立てるのはどうかと思うけど気持ちがわらないでもない時もあったけど、ちょっと言い方がよろしくない。これなら男側が心を閉ざしたり家じゃない場所に居場所を見出そうとする気持ちもわかる。

結婚してもそれぞれ1人の人間で、それぞれの夢や趣味や描く将来に互いに耳を傾けたり理解しようとする努力をしなくなれば、うまくいくわけない。ちょっとずつそれぞれの人生がすれ違って壁ができていく感じがリアルでどちらの気持ちもわかる気がする。

シリアスなシーンもあればケヴィン・ハート出てきたり、コミカルなシーンもあり好きでした。主人公の男がずっといいヤツ、というのがポイント高いです。
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