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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘いのデイのレビュー・感想・評価

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今だこそ、観ようと思った映画。
吹き替えおススメです。

当時のウクライナの大統領であったヤヌーコーヴィッチは
国民にEU加盟を約束しながらも、
ロシアと締結していまう。

それに怒りを覚えた国民は
首都キエフで少人数ながらも、平和的デモを行い、
次第にデモに参加する国民の人数が増え続け、
1万〜100万人ともなって行く。

そのデモを暴力行使して防ごうとする警察特殊部隊ベレクト

ベレクトはやがて、爆弾や実弾を使って、デモに参加してもいない、ただ、その場所に居ただけの人をも銃で撃ったり、デモ参加者に銃やマシンガンやら催涙ガスを向け、武力行使を強めて行く。

怒りと化した群衆との戦いに講じる訳ですが…。

にしても、このドキュメンタリーをどうやって撮影したのでしょう。
カメラはブレておらず、撮影者の命も危なかっただろうに…。

たくさんの怪我人や遺体が映しだされ、画面からエグい映像が流れて来ます。

我が国をヨーロッパの一員へ。
若者と子供達の未来の為に。

おじいちゃん、おばあちゃんまでデモに参加しているのです。

キエフにあるマイダン広場(後にマイダンは広場という意味に)

100日近く続いたこの革命は"マイダン革命"と呼ばれるようになる。

私、恥ずかしながら知らなかったんです。
知らないくせに、ちょっとウクライナの小説を読んだぐらいで、
「ウクライナは好きな国」
とか言っていて、チャンチャラ笑っちゃうわ!(自分に対して)

結局、当時の大統領ヤヌーコーヴィッチはロシアに亡命し、プーチンが助けるのですが…。

この革命で多くの負傷者と死者が出てしまいました。

後にクリミア半島をロシアが支配し、
ウクライナの中の親ロシア派もいて、ずっと平和であるように思えていても
ウクライナという国は危うい状態であった事を知る事になりました。

そして、約10年後
北京冬季五輪が終わった直後、
突然のロシアからのウクライナへの攻撃が始まった訳です。

ウクライナは旧ソ連の一部だった事。
東側に親ロシア派が居る事等々…
この国は、いつも危うかったんだと知りました。

ロシアがウクライナに侵攻してから、刻一刻と事態が変化している訳です。

6歳の子供が爆撃で亡くなってしまった様子や
TVニュースよりSNSのほうが、情報が早いのです。

日本のマスコミと逆張りをすると、真実が見えて来ると思っている私や他の人々も多い中
それでも、ロシアからは情報を出さないのですから、仕方ありません。

国連も対して機能せず、アメリカを含め、西側諸国も何もしてくれない。(武器調達はしているらしい…)

ウクライナはウクライナ自身でロシアと戦わなくてはならないのです。

このドキュメンタリー映画に出て来た人々は、無事でいるのか…
と、ふと頭をよぎりました。

モスクワで反戦を訴える市民がどんどん逮捕されて行き、
それは、たった9歳の女の子達まで逮捕されるまで。

亡くなった6千人余りのロシア兵も、知らずに連れて来られた若者も多い。
軍事訓練さえ受けず。

ウクライナ側だけでは無く、ロシア側にとっても、不幸なのです。

戦争なんて、不幸でしか無いのに。
プーチンは自分の身の安全は保証されてる場所に居る訳ですから。

ロシアに対しての制裁もプーチンには痛くもなんとも無くて、
ロシアの国民の生活がどんどんと困窮していくだけ。

秋田犬を愛でていたプーチンはどこに行ったの?

国連でロシアの外務大臣が「核」を持ち出して来ました。

日本は平和ボケなんてしていないですよ?ね?

ロシアに北朝鮮にチャイナが隣にあるのだもの。
北海道上空侵犯して、ロシアのヘリが飛んで来たのは昨日の事?

アメリカは日本を守ってくれない。
どこの国も守ってくれない。

今回のロシアからのウクライナ侵攻で見えて来たもの。
自国だけで戦わなければならない事。

東日本大震災の福島原発事故で、
ウクライナはチェルノブイリ原発事故を経験しているから、
多額の寄付金を日本にくれた事。

何故、TVでは一切報道せずSNSで知ることになるの??

WWⅢは、コロナでは無かった。

このドキュメンタリー作品の感想にはなって無かったですね。

早く、この戦いが終わりますように🙏

私はもっとウクライナについて勉強する必要がありますね。
デイ

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