TELA

ぼくは明日、昨日のきみとデートするのTELAのレビュー・感想・評価

5.0
所有。視聴2回。邦画。
小説原作。ラブストーリー。

【ジャケット裏のあらすじ】
京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松菜奈)を一目見た瞬間、恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまうー。初めてのデートで告白をして、交際をスタートさせる二人。初めて手をつなぎ、初めて名前を呼び合う。そんな初めてのことがあるたびに泣く愛美のことを不思議に思いながらも、より愛美への愛情を深めていく高寿。そんな二人の関係は、誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた…。「わたし、あなたに隠していることがある…」初めてキスをした日、高寿は、愛美から想像もできなかった秘密を明かされる…。そして、二人の運命は“すれ違い”始めるーー

【感想】
七月隆文さんの原作本が好きで、映画版も鑑賞。
結末を知っているので、冒頭から涙が止まりませんでした。こんな映画は初めてです。
小説が原作の映画って、どうしても原作と比較してしまうので『いまいち』と感じてしまう事が多いのですが、今回は違いました。数少ない成功例の一つかも知れません!!

『設定もの』と言われる物語なので、好き嫌いは分かれるかも知れません。私は比較的、苦手なのですが、これは好き。余談ですが、乙一さんがこういうタイプの物語を書くのが上手いですよね。

登場人物が非常に少なくて、狭い世界の中で、物語は展開していくのですが、それぞれが良い味だしていて良かった。特に東出昌大さんは「この役者さんきっと有名になる!」と思ったけど、やっぱり有名になりましたね。別の意味でですけど(笑)役者さんとしての実力は本物なので、ぜひ頑張ってほしいです。
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