このレビューはネタバレを含みます
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
2016年
ジャンル:恋愛、SF
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️(良い)
PrimeVideoで鑑賞。
まさかの今流行りのマルチバースのような設定が日本の映画でも使われていました。
偶然の出会いからすぐ付き合い、なぜか涙もろい彼女。
映画の半ばで何故か出てくる映画のタイトル。
後半のネタばらし以降、それまでの伏線が綺麗に回収されていくのは大変見事でした。
このような設定は粗が見つかってしまいがちで、本作もおやっ、というところはあるものの、比較的納得度が高い形でストーリー構成がなされています。
そして小松菜奈さんの美しさ。日本を代表する美しさがとても映えます。
気になったのは、福士蒼汰さんと東出さんの演技力(棒読みのように思える箇所がちらほら)と、わざとらしい照明の演出です。少しそこでB級感を感じてしまうのが残念。
ただ、良質な恋愛映画ですので、時間のあるときに是非観るのをおすすめできる作品です。
※日本映画は心の声を、登場人物のナレーションで話させるのが特徴なのでしょうか。洋画だとあまりそのようなシーンがないと思うのですが、気のせいかもしれないので、そのあたりはこれから映画を観る時に注目したいと思います。