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青空エールのものネタバレレビュー・内容・結末

青空エール(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

部活って素晴らしい。
やっているうちはただただ辛くて、なんでこんなの続けているんだろう、早く終われ、早く引退したい、早く辞めたい、としか思わなかったのに、いざ引退してみたらあの汗臭い日常が、あの悔しくて涙した日常が、ほんとにほんとに輝いていて、かけがえのない日々だったんだなぁと感じた。

夏のあっつい中外周したり、階段を走ったり、試合の勝敗で一喜一憂したり、あの日々が今の自分の中で何かしら糧になっていることを自覚し、日本社会が部活制度を設けている理由が理解できた気がした。

だから男の子が怪我をして試合に出れないシーンだとか、試合に敗けて先に進めないシーンで色々込み上げてきて涙が出てしまった。
でもそこで折れずに前を向くその姿に感動したし、それをちゃんと見てあげて支えてあげるヒロインにも感動した。
自分の中ではただの恋愛映画ではなく、自分の部活時代を思い出してしまう青春色濃い映画であった。
ここまで真面目なことを言っておいてなんだが、
土屋太鳳めっちゃかわええ。
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