舞台はインドだろうか。テレビのスーパーヒーローが大好きな少年サンジェイと、ヒンドゥー教の信仰に熱心な父親の話で、交わる事の無かった親子の心が、不思議な力で交わっていく様子を描いている。
冒頭に「ほぼ実話」とテロップが出る。確かに実在の親子を題材にしているようだけど、基本的には少年の頭の中で起こった出来事なので、厳密には実話では無い。だから「ほぼ実話」なのか。
「カーズトゥーン メーターの世界つくり話」シリーズも、冒頭で「実話だよ」のナレーションが入るけど、ピクサーが定義する「実話」ってなかなか独特だ。確かにアニメでクソ真面目な実話映画を作られても微妙だし、このとぼけた感じがちょうど良いのかも。