『アーロと少年』に合わせて、鑑賞。
ヒンドゥー教の家庭に生まれた少年。
TVのヒーロー番組に熱中する彼だったが、お祈りをする父に電源を消されてしまい……。
ピクサーアニメとしては、たぶん初めて、宗教について取りあげた作品。
監督の実体験を基にした作品とはいえ、主人公が想像する世界が色鮮やかに描かれていて、夢のある映像だった。
「お祈り」という習慣を煩わしく感じる少年が主人公のため、「宗教」という題材ながら、とてもフラットな視点で描かれているのは興味深い。
どうやら、監督のインタビューによると、南カリフォルニアで育ったものの、父がインド系移民だったという背景を反映したのだとか。
監督自身は、「父の宗派について、詳しく理解するまで30年かかった」と語っており、必ずしも、親子同士で同じ宗派に所属するとは限らないという事実が意外だった。
参考
ディズニー/ピクサー新作短編『ボクのスーパーチーム』監督に聞く 製作を機に「ルーツに誇りが持てた」 | ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/news/2068609/full/
ヒンドゥー教 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E6%95%99
(宗教理解って、中々、難しいですね……。)